治験は種類によって参加条件が変わります
治験アルバイトで一稼ぎがしたいと、治験の募集サイトに登録するのはいいのですが、
実は募集されている治験の全てに参加できるわけではないことを覚えておいて欲しいのです。
治験は薬の正確なデータを集めるために、一定の条件に絞ってボランティアを募ります。
ですので、条件に合っていない人は参加することができません。
基本的に治験アルバイトに参加できる条件は、
- 日本国籍であること
- 20歳以上であること
- BMIの値が18.5から25であること
- 治験のデータに影響が出そうな薬を飲んでいないこと
以上になります。
上記は主に健康な人を対象とした治験アルバイトになり、疾患者向けの場合だと条件が変わってきます。
特にアルバイトとして見られるのが健常者対象の治験ですので、まず上記の条件に当てはまっていないとアルバイトはできないのです。
上記の条件に当てはまっている人は、治験の募集サイトに登録しましょう。
男性の募集が多い理由
健常者向けの治験は主に男性の募集が中心となっています。
女性をメインとした治験の募集は男性に比べるとかなり少ないです。
女性は月経、妊娠などによるホルモンバランスの変動が激しいため、
正確に薬のデータがとれなくなる可能性があるからです。そのため、多くの治験アルバイトは男性を対象にしています。
とは言え、女性が参加できる治験が全くないわけではありません。
女性を対象とした治験も実施されている他、皮膚科系、眼科系の治験になりますと男女問わず参加が可能になります。
ですので、女性の方は諦めなくても大丈夫です。
日本人じゃないといけない理由
治験参加は国籍が日本の人でないと参加できません。
また、国籍が日本であっても、両親や祖父母に外国人がいる場合は参加が難しくなります。
治験で開発されている薬は、全て日本人向けに作られています。
体格や食生活、環境の異なる外国人が治験に参加しますと、薬を飲んだ時に出る結果が日本人と違ってくることがあるのです。
正確なデータを求めているので、このような差異が起こってしまうのはよくありません。
そのため、外国籍、または外国の血が入っている日本人は参加できないのです。
ですが、中には外国籍を持った人、ハーフやクォーターの人を対象とした治験が実施されています。
その実施している数は少ないですが、治験アルバイトに参加したい外国籍、
もしくはハーフやクォーターの方は募集サイトに登録してみるだけでもいいかもしれません。