入院治験は採血、検査、後は自由
治験で最も多いのが、入院タイプです。数日ほど入院し、治験を行います。
治験のアルバイトとはいえ入院しているので、病院内の患者と同じ扱いになり、
食事や部屋の消灯時間も病院の規定に合わせます。
入院中は一体どのようなことをするかというと、専ら検査です。
検査とはいえ、入院中のありとあらゆる時間を用いた検査ではなく、特定の時間だけに採血し、心電図を取ります。
それ以外の時間は自由時間なので、次の検査が来るまでいろんなことをして過ごします。
本を読んだり、パソコンをしたり、テレビを見たり...病室内であれば何をしても自由です。ただ、病院内ですので騒がないことが絶対条件になります。
治験中は本、パソコンの持ち込み可能
入院生活になると特にすることがないため非常に退屈です。暇を持て余すためにも、本やパソコンを持参するといいでしょう。
漫画などは病院で常備していることがありますが、冊数が少ないので退屈しのぎには物足りません。
また、漫画だけでは数日の入院生活ですぐ読み終わってしまいますので、パソコンを持って行くのをおすすめします。
インターネットに接続できれば、退屈しのぎにはちょうどいいです。
病院の中は静かですので、落ち着いた空間でパソコンを楽しめるでしょう。
食事は患者と同じ
3食きちんと食事は出されますが、治験参加者も病院内で入院している患者さんと同じメニューの食事になります。
もちろん、間食でお菓子を食べたりすることは禁止です。食事の前後にサプリや常備薬を飲んでいる人も、参加中は飲まないようにしましょう。
また、食事は絶対に残してはいけませんので注意してください。
食事は栄養のバランスを考えたものになっていますので、非常に健康的です。
参加のついでに、食事を見なおしてみてはどうでしょう。
その他の入院中における注意点
入院治験では、検査以外は基本的に自由時間になっているのですが、何でもかんでも自由であるわけではないので、その点を注意しましょう。
場所は病院です。治験ではなく、重い病気を抱えて入院している人がたくさんいますので、決して迷惑をかけないようにすることです。
また、治験中は外出することができません。治験が終了するまで病室内で自由時間を過ごすようにしてください。
逆に、家族や友達がお見舞いに行くこともできませんので、
治験に参加する際はお見舞いに来ないように伝えておくことも忘れないように。
いくつも制限がありますが、病室内で静かに時間を過ごし、
検査を受けているだけで治験はあっという間に終わりますので、そこまで窮屈な生活を強いられることはありません。
外出ができないので、運動不足になってしまう懸念はありますが。